北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2019.11.22
「北海道の自動車運転と移動手段を考える会」の研修会が開催されました
11月9日(土)に、本学が主催する「北海道の自動車運転と移動手段を考える会(会長:本学学長 森 満)」第3回研修会が、札幌で開催されました。 定員60名のところ、作業療法士、言語聴覚士、理学療法士、社会福祉士、保健師、報道機関など合計71名の参加がありました。 この会は、作業療法学専攻の佐々木努教授と山田恭平准教授が発足したものです。北海道の高齢者の自動車運転や免許返納後の移動手段を考えるために、関係する医療職・警察・自動車教習所・行政・企業・専門家を交えて情報交換を行うことを目的としており、年1回の定例会を行っています。 最初に、会長の森が参加者の方にご挨拶を行いました。 その後、医療職・自動車教習所・警察それぞれの立場から講演していただきました。 札幌渓仁会リハビリテーション病院の作業療法士・仲平紀弥代先生からは「当院の自動車運転の取り組み」についてお話いただきました。 桑園自動車学校の教習指導員・交通心理士の大渕初音先生と山田共晃先生からは「高齢者の運転特性~交通心理学の立場から~」という内容でお話いただきました。 北海道警察運転免許試験課の河奥利之様からは「道路交通法等の概要と高齢ドライバー人口等の実態」についてお話いただきました。 最後に、本学作業療法学専攻の山田准教授が、作業療法関連のトピックス等についてお話しました。 参加者との活発な意見交換も行われ、大変有意義な会になりました。 本学では、高齢者の健康と幸福を高めるために、様々な観点からの活動を継続して行っていきます。 ※2枚目以降の写真は、介護医療新聞社 盛田真佐江様撮影です。