北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2019.10.30
卒後支援講習会を行いました
10月26日(土)に、「2019年度北海道千歳リハビリテーション大学 卒後支援講習会」を本学で開催しました。
講師には、大阪府立大学 地域保健学域 総合リハビリテーション学類 作業療法学専攻の竹林崇先生をお招きし、「行動変容につながる上肢機能障害に対する作業療法」という内容で5時間にわたる講義をしていただきました。
120名の定員に対し130名を超える申し込みがあり、関心の高さが伺えました。
作業療法士の関わる生活障害の主要因の一つである「手」の生物学的意味から脳科学に基づく機能・意味について解説いただいたあと、CI療法の基礎から臨床応用までについて、根拠論文と先生の実践を説明・提示いただきました。
さらに、臨床実践で活用すべく課題志向型訓練の実際についても具体的に解説していただきました。
臨床の奥深さ、そして作業療法士の責任の重さを再確認する講義内容でした。
昼の休憩時間にも、参加者による多くの個別質問にご対応いただきました。
竹林先生、ご多忙の中お越しいただき本当にありがとうございました。
本学では、卒業生に対する研修を継続して開催していきます。