北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2019.09.04
禁煙に関する講演・シンポジウムを開催しました
8月24日(土)、京王プラザホテル札幌において、本学主催・ファイザー株式会社協賛による禁煙に関するセミナー「女性と医療と禁煙を考える」を開催しました。
当日は、研究者、医療従事者、地域住民、学生など約200名の方にご参加いただきました。
最初に、米国ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ教授による基調講演が行われました。
Dr. Ichiro Kawachi
(Professor, Harvard School of Public Health)
「Behavioral Economics insights to smoking cessation.
(禁煙に関する行動経済的視点)」
その後、4名の演者によるシンポジウムが行われました。
望月友美子博士
(日本対がん協会参事、Global Bridge Japan 代表)
「タバコゼロ世代の実現に向けて
-チャレンジをチャンスに変えるには」
Dr. MMH Khan
(Chairperson & Professor, Department of Social Relations, East West University, Dhaka , Bangladesh)
「Factors associated with smoking cessation among adults in Bangladesh: Evidence from a review of literature.」
(バングラデッシュにおける成人の禁煙と関連する要因
文献レビューからの証拠)
森満博士
(北海道千歳リハビリテーション大学学長)
「産婦人科外来受診の妊婦患者に対する禁煙指導の試み」
中村正和博士
(公益社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター長)
「妊産婦の禁煙をどう進めるか?効果的な取り組みとは?」
講演会後の懇親会では、学生が司会を行いました。
また、講演会の手伝いを行った本学の予防運動クラブの代表が、クラブ活動の内容などについてスピーチを行いました。
最後になりますが、ご参加いただいた皆さま及び本セミナーの開催にあたりご協力いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。