北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2019.09.03
第2回地域公開講座の様子をお伝えします
8月29日(木)に、本学において、第2回地域公開講座「考えよう!安全な自動車運転と健康」が開催され、平日にも関わらず57名の方に参加いただきました。
最初に、「北海道の自動車運転と移動手段を考える会」の会長でもある、本学の森学長が挨拶を行いました。
1つ目の講演は「聞いてみよう!千歳市の自動車運転環境」と題し、千歳警察署の伏見祐係長から、千歳市の事故の現状などについて具体例を挙げて説明いただきました。
2つ目の講演は「見つめなおそう!自分の運転と心構え」と題し、千歳自動車学校の柿崎貴夫先生から、高齢者講習と安全運転のコツを説明いただきました。
認知機能検査や高齢者講習は予約が取れないため、「更新ハガキが到着したらすぐに電話予約を!」と何度もおっしゃっていました。
3つ目の講演は「知っておこう!健康寿命延伸につながる運転寿命」と題し、本学作業療法学専攻の佐々木教授が、運転寿命と健康寿命の関係の説明を行い、その後、参加者全員で交通脳トレの体験を行いました。
講演後の質疑応答では、交通マナー、高齢者講習、運転免許証返納時の注意など、多くの質問が挙がりました。
運転と健康を考えるこの地域公開講座は、千歳市唯一の医療系大学である本学が予防リハビリテーションという観点から開始したもので、次年度以降も開催する予定です。
地域の皆様の健康と安全な生活につながるよう、微力ながら活動を継続していきます。
最後になりますが、地域公開講座にあたり、ご協力いただいた関係者のみなさまに改めてお礼申し上げます。