北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2017.12.07
「第1回北海道の自動車運転と移動手段を考える会」を終えて
去る11月18日(土)に「第1回北海道の自動車運転と移動手段を考える会」を本学主催で開催したところ、定員の60名を遥かに上回る84名の方にご参加をいただき、盛況のうちに終了しました。
高齢者や障害者の方々が運転を継続する、若しくは運転ができなくなった後の支援について情報交換や議論を行う場を作り、関係機関が協力できる足がかりとなることを目指し、本学学長の森 満を会長として、作業療法学専攻の佐々木と山田を中心に本会を立ち上げました。
今回は、
1)病院での運転支援の取り組み(苫小牧東病院、札幌秀友会病院)、
2)自動車学校の取り組み(中の島自動車学園)、
3)道路交通法改正後の動向、高齢者運転について(北海道警察本部運転免許試験課、交通企画課)、
4)運転復帰に向けた取り組み(本田技研工業株式会社安全運転普及本部)
から、それぞれの立場でご講演いただきました。
質疑や議論も大変有益なものであり、関心の高さが伺えました。
北海道は交通機関が十分に整備されていない地域も多く、住民の“足”をどのように考えるかは、本学が掲げる予防リハビリとも重なります。来年以降も、北海道の運転と移動手段について参加者とともに考え、情報交換・共有ができる場を設けていきたいと思っております。
最後になりましたが、お忙しい中、講演を引き受けてくださいました講師の方々にこの場を借りて御礼を申し上げます。
北海道の自動車運転と移動手段を考える会
会 長 森 満
事務局 佐々木努
山田恭平