北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
2024.03.19
「歩行速度維持・向上教室」の様子をお伝えします
3月16日(土)に、健康増進教室の特別企画として「千歳リハ大学 歩行速度維持・向上教室」を本学で開催しました。
本学では、「フレイル予防」や「骨粗しょう症予防」、「認知症予防」などのテーマで健康増進教室を定期的に開催しています。
このたび、参加者の方のリクエストにより、「歩行速度」にテーマを限定した1日限りの特別企画として本イベントを開催し、当日は66歳から85歳まで合計19名の千歳市民の方に参加いただきました。
最初に、伊藤学長より歩行速度に関するレクチャーが行われました。
歩行速度を維持することの重要性について、各研究結果などに基づいた説明を行いました。
続いて、参加者一人ひとりの歩行速度を測定しました。
10mをなるべく早い速度で歩いていただき、男性・女性それぞれの年代別の平均値と比較しました。
その後、自宅でできる効果的なトレーニング方法として「インターバル歩行」について紹介しました。
インターバル歩行は、「ゆっくり」と「できるだけ速く」を交互に繰り返すものです。
実際に音楽を流しながら、演歌とアップテンポな曲に合わせたスピードで足踏みを行い、参加者の方に速度の違いを体感していただきました。
参加者からは、トレーニング方法について「足を上げる高さはどのくらいがよいのか」、「膝が痛い場合はどうすればよいか」、「歩幅は広い方が効果があるか」、「どのくらいの頻度でやるのがよいか」など多くの質問があり、教員が一つひとつに回答・アドバイスを行いました。
今回のイベントをきっかけに、自宅でもトレーニングを続けていただければと思います。
次年度は、5月からいつもの「健康増進教室」の開催を予定しています。
健康づくりに興味のある方のご参加を心よりお待ちしています。