北海道千歳リハビリテーション大学からのお知らせ
世古教授の論文が英文誌「Geriatrics」に掲載されました
理学療法学専攻 世古俊明教授の論文が英文誌「Geriatrics」に掲載されました。
【掲載雑誌】
Geriatrics
【タイトル(英)】
The Contributions of Knee Extension Strength and Hand Grip Strength to Factors Relevant to Physical Frailty: The Tanno-Sobetsu Study
【タイトル(和)】
膝伸展筋力と握力の身体的フレイル要因として寄与 -丹野壮瞥研究-
【世古俊明教授のコメント】
フレイルの中核症状であるサルコペニアについて、本研究では特に下肢筋力に焦点を当て、フレイル群またはフレイル予備群のリスクとなる筋力指標について検討しました。
健常群とフレイル予備群の間では握力が、フレイル予備群とフレイル群の間では膝伸展筋力が関連指標でした。この知見は今後、フレイル予防の戦略の一環として活用できるものと考えられます。
【論文情報】
Toshiaki Seko, Hiroshi Akasaka, Masayuki Koyama, Nobuaki Himuro, Shigeyuki Saitoh, Shunichi Ogawa, Sayo Miura, Mitsuru Mori and Hirofumi Ohnishi
Geriatrics 2024, 9(1), 9; https://doi.org/10.3390/geriatrics9010009
Submission received: 17 September 2023 / Revised: 3 January 2024 / Accepted: 9 January 2024 / Published: 10 January 2024
【論文URL】